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履修登録期間 〜最後に笑うのは〜

九ゼミの方もそうでない方もこんにちは!

今日話すのはズバリ!武蔵美の履修登録について!

…とその前に、高校生の皆さんにはまだピンとこないかもしれない大学の授業システムについてお話ししましょう。


大学の授業は高校までの授業の仕方とは少し変わります。

まず、私たちは何の授業を取るのか自分で決める必要があります。時間割を自分で組むのです。

だからといって好きな授業ばかり取れるわけでも、少ない授業で済むわけでもありません。ここが特に武蔵美は本当にややこしくて面倒臭いのですが、頑張って説明しますね。


武蔵美では授業が何種類かに分かれています。分け方にもよるのですが、大きく分けると、必修と選択、実技と座学です。

必修は各学科の専攻する分野の授業で、我々が時間割を組む前に既に時間割に組まれています。学科にもよりますが大体これらは実技に当たります。そこの間を埋めるようにして選択授業を入れるわけです。ここを上手く調節できれば、休みを取れたり、午前、午後休にすることも可能ですよ。

選択授業は座学にあたります。美術史や文学、色彩、音楽から体育まで美大とは思えないほど様々な授業があります。

これらを受けます、という申請をすることが履修登録なんですね。これをやらないと授業を受けても単位がもらえません。単位がないと進級も卒業もできないのです。

余談ですが、一年で取れる最大単位のことを「フル単」簡単な授業で取れる単位を「楽単」単位を落とすことを「落単」なんて言いますね。


はい、ではいよいよ履修登録がなぜ面倒なのか、みんなが苦しむのか、本題に入りましょう。

それは、抽選があるからです。

自分で授業を決められる?じゃあ休みをたくさん取れるぞ!

色彩と音楽がとりたい!楽しそう!

そう思うかもしれませんね。しかし、最初にも言った通りそう簡単にはいきません。

授業には定員があり、当たり前のように人気不人気もあります。最初に組んだ時間割は抽選にかけられて、落ちるとその授業は受けたくても受けられないわけです。ここは運にもよりますが8割は落ちると考えてください。

じゃあ抽選に落ちたらどうするのか?まだ定員に空きがある授業を選択するしかなくなります。

受けたくない授業でも単位のために入れざるを得ない状況が出来上がるわけです。この日は休みにしたかったのに授業入れないと単位が足りない!なんて日も出てきます。


そんなこんなで四日程の履修登録期間は終わります。

この期間内に同じ学費を払っていても授業格差が生まれるんですね。

結局大学でいい授業を受けられるかどうかは運次第。

最後に笑うのは運がいいやつってことです。

神頼みはお勧めしません。自分は履修登録期間に神社にお参りに行ったのですが、例のごとくほぼ落ちしています。

日頃から善行を積んどくか、情報を集めて上手に組むかです。

では実際授業では何をするのか、上手く組むにはどうしたらいいのか?

次回、授業の話、PCが届かない編でお会いしましょう。





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