PCないと人権ない 〜基礎デの授業の話〜
九ゼミの方もそうでない方もこんにちは!
今日のお話は基礎デの授業についてです。武蔵美しいては大学の授業の雰囲気を少しでもお伝えできるように頑張って話していきます。基礎デに興味がある人もない人もぜひ見てってくださいね!
今後の記事では視デや空デの学生の話も聞いて記事にしたいと思っているのでお楽しみに!
基礎デの必修授業は5科目あります。デザイン論、形態論、色彩論、言語表現論、表示方法論です。
それ以外の選択科目(前回話した履修登録を行った科目ですね)は基本オンラインです。zoomで受けます。家が近ければ昼休みの間に帰って家で受けることもできます。
基礎デにおいては、デザイン論、言語表現論が座学、それ以外は演習になります。それでは、一つ一つの授業を詳しく見ていきましょう。
デザイン論はデザインの歴史を学ぶ科目です。原教授セレクトの面白いデザイン作品をたくさん見せてもらえるのでデザインの知識0だった私でも楽しいです。
形態論はイラレを使って文字、フォントを作ったり立体を作ったり、美しい形を研究する科目です。演習なので一ヶ月に一回課題を出されて提出します。この科目は後にPCを持っていなかった私を大いに苦しめることになるのですが、それはまた後述します。
色彩論は平面構成に近い科目です。テーマを出されてそれをもとに色を構成します。これも演習なので課題を出されます。
言語表現論は詩を書いたり鑑賞したりする科目です。美大を出て詩人になる人も多いらしいですよ。
大きい声では言えませんが、私は詩が苦手なのでこの授業はあまり得意じゃないです。
表示方法論は写真の授業です。フィルム写真の現像やカメラオブスクラという写真の原理を学んだり、実際に撮影したりする科目です。暗室で現像なんて超貴重な体験です。すごく楽しいですよ。
さて、これらの課題をこなすために、あるいはzoomを受けるためにPCが必要なんですね。
武蔵美はすごいことにAdobeソフトがタダで使えたり色々サポートがつくのですが、Apple製品を買うにもそのサポートがつくんですよ。学割で買うよりちょっと安く買えるんですね。だからPCの購入を入学まで待ったんです。で、4月上旬に注文しました。最初のオリエンテーションでもPCはすぐにはいらないとの話だったんです。
ところが!色彩論形態論は授業が始まって最初の課題で早速イラレを使わなきゃいけなかったんです!
イラレも使ったこともなければPCもない!一体どうしたらいいの〜!
結局PCは半導体不足の影響もあって遅れ遅れて5月下旬に私の元にやってきたのですが、それまでに起こった出来事を次回は書いていこうと思います。選択授業の解説や取り方のアドバイス、受験のために今のうちにやっといた方がいいと思うことなんかも書いていく予定なのでお楽しみに。
今回の記事でみなさんに言いたいことはただ一つ。PCは買っとけ。いいやつを買っといた方がいいです。
ソフトの勉強もある程度しといたほうがいいです。大学は課題講評をしてくれるだけで自分の技術を伸ばしてくれるわけではありません。それは個々人の最低義務です。
受験勉強と大学でやることは全然違います。
でも基盤は同じですから、今学んでるデッサンや平面構成、大事にしてくださいね。
↓形態論のビットマップフォントを制作する課題
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